『笑う101歳×2 
笹本恒子 むのたけじ』




 









『この世界の片隅に』




all image and content are copyright 1998 Theatre Isawa all rights reserved. No reproduction without permission.
Scroll
Scroll


101歳のジャーナリスト、笹本恒子とむのたけじ。戦前戦後の社会をそれぞれの視点で見つめてきたふたりの証言を通して、激動の時代を生きた日本人のドラマを描く。老いてなお輝くふたりの自由な生き方が、超高齢化社会に突入した現代の日本に希望を届ける。



18歳のすずさんに、突然縁談がもちあがる。 良いも悪いも決められないまま話は進み、1944(昭和19)年2月、すずさんは呉へとお嫁にやって来る。呉はそのころ日本海軍の一大拠点で、軍港の街として栄え、世界最大の戦艦と謳われた「大和」も呉を母港としていた。 見知らぬ土地で、海軍勤務の文官・北條周作の妻となったすずさんの日々が始まった。 夫の両親は優しく、義姉の径子は厳しく、その娘の晴美はおっとりしてかわいらしい。隣保班の知多さん、刈谷さん、堂本さんも個性的だ。 配給物資がだんだん減っていく中でも、すずさんは工夫を凝らして食卓をにぎわせ、衣服を作り直し、時には好きな絵を描き、毎日のくらしを積み重ねていく。